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設備紹介
ICT切削管理システム(マシンガイダンス)
舗装工事の生産性向上等への対応及びICT切削管理システムを用いた施工が国土交通省より推奨されており、発注者より依頼を受けることが多くなってきています。当社としても、その要望に応えるため酒井重工業(株)の切削管理システムを令和5年6月に導入し運用をしております。使用機械は酒井重工業(株)社製ER555Fを使用し、GNSSを用いた位置測位及びACCSⅣを用いた切削深さを記録させ出来形管理を行うものです。(詳しくは酒井重工業HPにて)操作方法はマシンガイダンスとなるのでオペレーターの操作は従来通りではありますが、モニターに切削深さが表示されるので路面へのマーキングが不要になり省力化することができます。施工管理精度も管理規格値を十分満足することができ、発注者からも満足して頂いております。
情報化施工(マシーンコントロール)
舗装工事の生産性向上、品質確保、安全性向上、熟練労働者不足への対応などの課題に対応した情報化施工を実施しました。使用機械はWirtgen社W2000、コントロールユニットはNIKON Trimble社製の自動追尾型トータルステーションを使用し切削速度等、手動時と同等の施工検証ができました。
(2013年施工)
また平成30年度には、当社切削機SAKAI製のER555とトプコン社製の自動追尾型トータルステーション・コントロールと連帯し施工を実施しました。
施工速度等、手動時と同等程度の施工検証ができました。
(2018年施工)
H30国道17号湯沢維持管内舗装修繕工事(情報化施工)施工風景
路面切削機【Wirtgen W200Hi(VCS NETIS登録)】
切削幅2.1mの切削ドラムを搭載し、ドラムが左右40cmシフトするので障害物を避けながら、効率的な切削が可能になりました。また、サイドカバーの上げ幅が左右420mmあるので縁石際の切削も可能です。
粉塵を吸引するための装置(VCS NETIS登録)によって、オペレータ作業環境と周囲の視界が改善され現場条件も改善されます。粉塵はドラムハウジング内から吸引され、ホースシステムにてコンベア上に運ばれ廃材中にもどしダンプトラックに積み込みます。
小型切削機【Wirtgen W35DC・W50DC・W35Ri】
大型切削機では困難なマンホール周り、施工ジョイントの斜め切削、消雪パイプ舗装復旧の為の切削等や、工場施設などの屋内での施工に適しています。
また、切削幅35cmの他に、50cm幅の切削機を使用し、より効率的な施工が可能になりました。さらにベルトコンベアを取付けることで、廃材積込作業の効率が大幅に向上します。(ベルトコンベアは脱着可能)
ランブルストリップス小型切削機【Wirtgen W35DC・350DC・W35Ri】
【ランブルストリップス工法(注意喚起施設)】
ランブルストリップス工法とは、小型切削機を用いて舗装面に凹面を作ることです。小型切削機に専用の異径車輪を取り付け、舗装面を切削することで舗装面に凹面を作ることができます。
施工時の廃材処理は、人力またはスイーパーでの路面清掃が必要となります。
この凹面を車輌が走行すると運転手に不快な振動を与えることができ、車線逸脱・眠気に対する注意喚起・正面衝突の防止等が期待できます。
当社保有の機械では、幅=350mm、150mmで凹面を付ける切削が可能です。
幅150mmのドラムは、全国的に見ても非常に希少であり高速道路や一般道以外の工場内や商業施設駐車場などのニーズに対応できます。
他の注意喚起施設と比較すると、施工が早く使用可能も早い。設置費用・維持費用が安い。冬季除雪作業の妨げにならず維持も容易である。
長く単調な路線が続き居眠り運転等が予想される区間や対面通行による対向車線へのはみ出し予想される区間等に有効な工法であります。
路面横断形状測定・解析【LP-200A】
路面測量・解析・図面作成を致します。従来機より機能・精度がUPされており、新型CCDカメラと計測制御方式の改良によりデータの信頼性が向上しました。また、レーザー光計測の精度向上により空隙以外のデータだけを自動的に採用し、排水性舗装にも対応しています。